マンガアシの教科書

22歳でアシスタントとして漫画業界入りし、プロ漫画家になったはいいけどヒット作無しで30年経過した男の告白ブログ

漫画が完成しない最も危険な原因

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アイディアが生まれ、育つ。

そして作品になる。

すばらしいこと。

 

■アイディアが生まれ育つ

アイディアが生まれ、プロット書き

キャラデも進みネームへ。


しかし、

途中で止まってしまうことが多々ある。


最も大きな原因は、

新しいアイディアだった!

 

■一番危険なヤツ

「新作の発想(アイディア)」は、危険です。

新作だけに新しくてキラキラ輝いています。

輝き過ぎて形がハッキリしないくせに魅力的。

なんかめっちゃイイ感じに見えます。


現在進行中の作品への

「ひょっとしたら面白くないんじゃね?」

という疑念もあってか、めっちゃ面白いように思えてきます。

そして、

「そうだ。こっちをやろう! 俺が今やるべきは、こっちだ!」

と思い込んでしまいます。

 

■それだけならまだしも…

それだけならまだしも、新しく得たアイディアを、
いま描いている作品の中に、無理やり盛り込もうとしたり。

「あ、この敵キャラ魅力的だから入れちゃおう!」

「このキャラ、未来から来たことにしよう!」

とかなったり。

そうなると、
ストーリーとか設定とか伏線とかが、ガタガタになります。

最悪です…

 

■結局またくる新しいアイディア

そうやってぐちゃぐちゃになった作品や、

新しいアイディアをもとに新たにプロット・ネーム等を進めていると、

また同じ現象が起きます。

「あ!また思いついた。こっちの方がいいんじゃね?」

結果、どれだけ時間が経過しても

作品がぜんぜん完成しない、という

作品をぜんぜん描かない漫画家志望者

が出来上がります。

 

■解決方法

この現象を解決するためには、

アイディアを得たならば、
最速で完成まで突っ走ることです。

とにかく脇を見ずに、一心不乱に突き進むこと。

「寝食を忘れて」 聴きますよね。

食べることも、寝ることも忘れて、がんがんに攻めることです。

 


「いま追われてる!」

そう感じることで、とにかく1秒でも早く完成させることに専念できます。

 


とくに、担当編集者さんも締め切りもないアマチュアの方は要注意です。

そういう気持ちでやらないと、
作品は完成しません。

実際に、追われているのですから。

 

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Twitter流星光

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