マンガアシの教科書

22歳でアシスタントとして漫画業界入りし、プロ漫画家になったはいいけどヒット作無しで30年経過した男の告白ブログ/Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です

漫画アシスタントというお仕事 その2「アナログアシとデジアシ」

 漫画アシスンタト(以下漫画アシ)というお仕事は、

昔は、漫画家さんが仕事している場所まで行って、

用意された机で、先生が人物の絵を入れて生の原稿に

背景を描いていくという、とても緊張するお仕事でした。


インクをこぼして原稿を汚してしまったりしたら、

当然、めっちゃ叱られます。

 

最近は、デジタルで漫画を描く先生が増えてきました。

インターネット回線を通じて、漫画のファイルをやりとりして、
遠く離れた場所にいる漫画アシさんたちに背景を入れてもらうことも
出来るようになりました。


僕も漫画家時代、アシスタントを家に呼んで
手伝ってもらったことがありますが、

漫画家にとっても、漫画アシを家に呼ぶのは大変なんです。

まず、一人で作業してる時は物置台になってた
アシさんようの机を片付けなくてはなりません。

で、ティッシュペーパーとか、アシさん用の飲みものとかを
ちゃんと用意しているかどうかチェック。

とかね。

いろいろ面倒なんです。


あと、人が部屋の中にいると、やっぱ緊張するし。

「何しゃべっていいのかわからんし…」

漫画家の先生、実は緊張してるんですよ。


何よりも、来てもらって、

「すいません、まだやる事がありません~」

だと話になりません。

アシさんに来てもらう時間までに、

アシさんに任せるためのコマに人物を入れておかなくては
なりません。

それも大変。

 

あと、スペースの問題。

一人が作業するためのスペースは、
最低でも机1コ分必要です。

狭い四畳半の部屋にアシさんを6人呼ぶとか不可能ですよね。

でも、デジタルならそれができる!

自分は四畳半のアパートで仕事してるのに、
アシさんを10人同時に雇う!
なんてことも可能なんです。

すごいですよね、デジタル!

ま、すんごいお金かかりますけどね。


あ、話がめっちゃ反れちゃいましたね。

今日のところは、ここまで。


ありがとうございました~。

 

 その2 終わり。

 

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