マンガアシの教科書

22歳でアシスタントとして漫画業界入りし、プロ漫画家になったはいいけどヒット作無しで30年経過した男の告白ブログ/Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です

漫画背景を売って収入を得ようとする男

https://assets.clip-studio.com/ja-jp/search?user=%E6%B5%81%E6%98%9F%E5%85%89&order=new ■基本コンセプト 「どこか」「何か」を売る! どこでもいいんだけど何かがあってほしい漫画のコマの中に、 スッと入れるだけで漫画が締まる! そんな画像素材を探…

背景の販売をまた開始しました

CLIPにて、また背景を販売し始めました。ここんとこ休みが続く予定なので、毎日描いて、毎日アップしていきたいと考えています。1枚単位で、安価なものを提供していければと思ってます。 よかったら、ご利用ください。 https://assets.clip-studio.com/…

漫画が完成しない最も危険な原因

アイディアが生まれ、育つ。 そして作品になる。 すばらしいこと。 ■アイディアが生まれ育つ アイディアが生まれ、プロット書き キャラデも進みネームへ。 しかし、 途中で止まってしまうことが多々ある。 最も大きな原因は、 新しいアイディアだった! ■一…

先生と打ち解けるのが苦手な僕

■先生と仲良くなるの苦手 僕はもともと 学校の先生とか、お店の店員さんとか店長さんとか そういう、仕事で関わっている人たちと 親し気な会話をするのがめっちゃ苦手でした。 バイト先の先輩やマネージャー・店長と親し気に気さくな会話を楽しむのも 苦手で…

【漫画アシ】ストレスがたまる原因と その対処法

(あくまでも僕自身の話です。自分以外のことはわかりません) ■時間がかかりすぎている事に対するあせり →つまり自分の評価が下がることを気にしている。 このアセリが出た時点で、もうすでに時間がかかっている。 その後の作業を段階に分けて □手前の建物 …

社会の歯車なんかになりたくないぜ!

■若さゆえの過ち(あやまち) 「社会の歯車なんかになりたくないぜ!」若いころ、そんな言葉がどこからか聴こえてきました。「そうだ。社会の歯車なんかダメだ!ダセえぜ!」僕は、ロックな思想にうかされました。 ■「社会の歯車」とは何か イメージを言うと…

実績を積むことを念頭に行動する

■人は実績をみる 人は、実績を見てはじめて納得する。 どんなに才能あふれる人間でも 数年という実績がなければ認められない。 例えば『弱虫ペダル』は、連載開始直後にアニメ化しただろうか。 いやしてない。 連載開始から数年間、 ずっと『少年チャンピオ…

仕事が終わらない原因のひとつ

■仕事が終わらない アシスタントやっていて、終了時間までに 振られた背景・仕上げが終わらない事があります。 今日が最終日、約束は22時まで。 先生に 「進捗いかがですか~?」 と聴かれて 「すみません、終わりそうにないんですけど~」 と謝ったり、残業…

「才能」を獲得する

■「才能」という言葉に翻弄される若者たち 30年間、漫画業界で生きてきたプロ崩れアシスタントが 勝手に書かせていただきますよ。 「あの人には才能がある」 「彼は、ものすごい才能です」 × × 「わたしには才能がありますか?」 「才能がないならないって、…

いろいろルーズな先生のお話

こんにちわ。 漫画アシスタントの流星光(ながれぼしひかる)です。 今回は、「いろいろルーズな先生」ということで、 なんというか…、こんな言い方をして申し訳ないのですが、 キッチリしていない先生についてお話させていただきます。 アシスタント未経験…

漫画 デジタル在宅アシスタントの一日 「計画表破棄」から卒業したい!

こんにちは。 漫画アシスタントの流星光です。 今回は、在宅アシスタントの普通の一日シリーズ パターン C をお話したいと思います。 ■ノルマが最初にわかってる先生 今回の先生は、4日間の約束で、 最初に、描いてほしい全ての背景を提示してくれる先生で…

漫画アシスタント 普通の一日 パターンB

■ご挨拶 こんにちわ。漫画アシスタントの流星光です。 デジタル在宅で漫画の背景・仕上げなどをやらせてもらってます。 今回は、普通の一日パート2ということで、 とある先生のお手伝いをした時のタイムスケジュールを 紹介させていただきます。 この「普通…

ご質問「カット割りってどうすれば身につくと思いますか?」に対する僕の答え

質問「カット割りってどうすれば身につくと思いますか?」 ■映画を見る 映画を見ると勉強になります。 有名な映画がいいです。 超有名な監督の撮った映画を選んで見るといいと思います。 アクション映画がいいと思います。 勉強になります。 ■見たら描く 見…

漫画 デジタル在宅アシスンタト 先生からの指示【2】(コミスタ編)

こんにちわ。漫画アシスタントの流星光です。 最近はデジタル専門。 家から一歩も出ずに仕事してます。 今回は、漫画家の先生から来る仕事の指示 2 ということで、 コミスタ編をお送りします。 原稿ファイルは、 先生から送られてきた原稿に似せて すべて僕…

漫画 デジタル在宅アシスタント 先生からの指示【1】(クリスタ編)

■指定の出され方 こんにちわ。 漫画アシスタントの流星光です。 漫画アシスタントというのは、どういう事をやっているのか という説明の動画をアップしています。 今回は、デジタル在宅アシスタントをやっていて、 どういう感じで指示を出されるかについて、…

漫画 デジタル在宅アシスタント  フリーの漫画アシは仕事を断ったことがあるか?

■フリーランスの漫画アシスタントは、仕事を断ったことがあるか? はい。 すんません。 フリーランスの分際で、仕事を断ったことがあります。 今まで、2~3回ほどお断りしたことがあります。 しかし、それがフリーランスの強みでもある、と思うので、 やり…

漫画 デジタル在宅アシスタント データ保存は大事というお話

■漫画アシスタント データ保存 こんにちわ。デジタル在宅専門でやらせてもらってます、 漫画アシスタントの流星光です。 今回は、僕がやっているファイルの保存方法について話したいと思います。 アシスタント作業はパソコン作業になりますので、落雷とか、…

漫画 デジタル在宅アシスタント 作業環境はこんな感じ

■漫画アシスタント その作業環境 こんにちわ。漫画アシスタントの流星光です。今回は、僕が仕事してる作業環境についてご報告させていただきます。 まず簡単に現在の僕の職業について紹介しておきます。漫画のデジタル在宅アシスタントですね。 インターネッ…

漫画 デジタル在宅アシスタント ある月の収入を公開

■2019年4月の収入 こんにちわ、漫画アシスタントの流星光です。簡単に自己紹介します。22歳でアシスタントとして漫画業界に入って三年半後、1991年にプロ漫画家としてデビューしました。いろいろあって最終的に現在、漫画アシスンタトで生計を立てています…

漫画 デジタル在宅アシスタントの一日

こんにちわ。漫画アシスタントの流星光です。今回は、漫画アシスタントの日常について紹介させていただきます。しばらくは、漫画のデジタル在宅アシスタントという仕事が、どういう仕事なのか、そして、僕がどんな毎日を送っているのか、というところを重点…

アナログアシ時代の思い出 その21「キツかった現場2/3」

今まででキツかったアシ現場 2/3 2時間たつと次の原稿が回ってくる現場 それは、確かマック先生の連載が終わって 事務所が解散になって雑多なアシの仕事やってた頃のお話。 1日だけの臨時アシのお仕事。 成人向け漫画の人物の肌に スクリーントーン(※)61…

アナログアシ時代の思い出 その20「キツかった現場1/3」

今まででキツかったアシ現場 1/3 原稿そのものを作品として扱う先生 漫画の原稿っていうのは、基本、印刷されて初めて作品になるんです。 なので、印刷に出ない部分、たとえば紙の端っこのほうは、どうでもいいので、 裁ち切りで、紙の端っこまでベタが塗っ…

アナログアシ時代の思い出 その19「ストレス」

賞金100万円の新人漫画賞をいただいたことで、僕は地に足がつかない状態になっていました。 当時、まだ数回、ロイホ先生(仮名)のアシスタントが残っていたので、静岡県まで新幹線で行き、3泊4日ほどの日程で背景を描いていました。 受賞したことで、僕は…

アナログアシ時代の思い出 その18「新人漫画大賞受賞」

今回は、静岡県のロイホ先生の仕事場で、仕事が終わったあと睡眠時間を削ってコツコツ描いていた作品が、賞金100万円の漫画新人賞をいただいた時のお話。 ----------------------------------------------------------- 僕は、マック先生(仮名)の事務所で…

アナログアシ時代の思い出 その17「アシと格闘技」

マック先生の事務所にレギュラーアシとして入って 僕は格闘技の道場に通い始めました。 キッカケは、新井秀樹さんの漫画『宮本から君へ』です。 圧倒的な暴力に直面したとき君ならどうする? って問いかけれたような気持ちになって。 真正面からストレートに…

アナログアシ時代の思い出 その16「週刊アシの現場」

漫画賞で佳作を受賞したあとのマック先生(仮名)のアシ時代のお話。 最初に一日だけお試しでヘルプに入った時は、16時間ぶっつづけ作業食事なし休憩なしだったけど。 レギュラーで入ってみると、当たり前だけど食事はちゃんとあった。 週刊連載のマック先生…

アナログアシ時代の思い出 その15「一回だけのヘルプ仕事」

これは、単発のお仕事、ヘルプアシのお話。 とある有名な漫画家さん。 ここでは、プロ先生(仮名)と呼ばせていただきます。 何本も映画化もされ、雑誌でも人気の高いベテラン漫画家さんだ。 どこから話がきたのか、まったく記憶がない。 たぶん、どっかで知…

アナログアシ時代の思い出 その14「16時間ぶっ続けヘルプ仕事」

ロイホ先生(仮名)のアシをやりながら コツコツ描いたオリジナル作品を投稿して、 某週刊誌で佳作をもらった後に働き始めた仕事場の話です。 佳作に入選する時って、雑誌で入選が発表される前に担当編集者さんから電話があるんですよね。 「入選が決まった…

アナログアシ時代の思い出 その13「ハンバーガーショップ」

今回は、漫画業界以外の友達から頼まれたお仕事の話。 友人の同僚の女の子が、 漫画家としてデビューしたのでちょっと手伝ってあげて欲しいという依頼だ。 現在、読み切りの漫画を執筆中で背景を描ける人を探してるという。 臨時で一回だけ手伝いに行くこと…

アナログアシ時代の思い出 その12「先生の結婚」

僕の漫画業界の入口となったロイホ先生(仮名)の仕事場のお話。 当時、先生は33歳くらいで、僕は22歳くらいだったと思います。 今回は、 「こんな仕事場、もう嫌だ!」と思ったキッカケの一つとなった事件について。 前にも書いたけど、先生は、結婚して、…

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