僕のデジタル転向記録 その1「まずデジタルに慣れろ」
デジタルは、まず遊びでやること。
いきなり漫画の仕事で使おうと思うと、
最初は慣れるまでに時間かかるし
保存したはずのファイルが消えてたり、
なぜかトーン仕上げしたはずなのに
トーン仕上げする前に保存したファイルしか残ってなくて
必死で探してもどこにもなくて
全身に冷や汗かいて泣きそうになるしで、
ストレス溜まってガンとか発生しそうになるのでやめといたた方がいい。
まずは、ストレスのない環境で、
締め切りもない環境で、趣味で4ページとか8ページとかの漫画を描いてみる。
それも、きちんと仕上げまでやる、という方法で練習するのがいい。
そうやって、最初は、いろんな失敗を体験すること。
なんならもう、手ひどい失敗をする目的でやり始めるのがいい。
アナログで漫画やイラストを描いていた人は、
まず線画をパソコンの中に取り込むところからスタート。
僕はアナログの漫画用原稿用紙(B4)に
キャラ描いてペン入れして、その段階でスキャナーで取り込んだ。
いや違った。B4をそのままスキャナーで取り込むにはA3のスキャナーが必要でした。
なので、A4の大きさに縮小コピーしてからスキャンしてました。
面倒だったな~!! (ノ_<。)
最初に使ったのはフォトショップだった。
クィックマスクをコマの形の選択範囲を作って、
「選択範囲をフチ取りする」という機能で枠線を作った。
で、トーン仕上げ。
当時は、2ページだけの、実録エロ漫画みたいのを毎月連載させてもらっていたので、丁度いいのでその漫画で練習した…と思う。
そんな記憶です。
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【映画の構成メモ】「コラテラル」
【主人公】 マックス=タクシー運転手
【敵】 ヴィンセント=すご腕の殺し屋
【ヒロイン】 アニー=マフィアの罪をあばく検事
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このカテゴリーでは、漫画のストーリー作りの参考にするため、
有名な映画の構成をまとめていきます。
ネタバレ注意です。
まだ観てない方は、映画を観てから読んでください。
【マックスの日常】
マックスは、起業の夢を持つ真面目なタクシー運転手。
タクシーの客としてアニーと出会うが、すぐ別れる。
アニーの仕事をマックスは知らない。だが好感を持つ。
【敵と出会う】
ヴィンセントが客として乗り込んでくる。
殺し屋とはわからない。
今夜のうちに市内を数か所回って仕事を済ませなければならない、とヴィンセントは言う。
マックスは、大金を渡され雇われる。
【最初の殺し】
マックスはヴィンセントが殺し屋だと知る。
それでもヴィンセントはマックスを離さない。仕事が終了するまで運転手として働かせるつもりだ。
【激しい拒絶】
マックスはヴィンセントから逃げたい! だが逃げられない!
【地獄の連れまわし】
ヴィンセントはマックスを運転手として連れまわし、次々とターゲットを殺していく。
【反撃】
ストレス溜まりまくりのマックスは、殺しの標的の情報が入ったヴィンセントのPCを奪い取って高速道路上に放り投げ破壊する。
ヴィンセント激怒する。
【マックスの成長】
ヴィンセントは、マフィアのボスにターゲットの情報が入ったUSBメモリをもらいに行く必要ができた。その役目をマックスにやらせようとする。
ヴィンセントは素顔を誰にも見られない殺し屋だったので、それが可能なのだ。
マックスは覚悟を決め度胸の据わった演技でUSBメモリをゲットする。
【希望】
ディスコを所有するゴロツキを殺すためやってきたヴィンセントだが、そのディスコに警察が突入して撃ち合いになる。
マックスを救おうとしてくれる警官も現れ、マックスに希望の光が見える。
【絶望】
希望の光の警官が、ヴィンセントによって殺される。
【大きな反撃】
ぶち切れたマックスは、ヴィンセントを乗せたまま猛スピードでタクシーを走らせ盛大に事故る。
ヴィンセントはどこかへ逃げる。
【解放…だが】
マックスは、これで助かったと胸をなでおろす。
【大切な人の危機】
事故現場でマックスが目にしたものは、殺しの最後の標的が検事のアニーであるという事実であった。
【ヒロイン救出】
「アニーを助けなければ!」
マックスは警官を振り切りアニーの元へ走る。
【最後の戦い】
ヴィンセントとの激しい銃撃戦。
こないだまで一般人だったマックスとプロの殺し屋ビンセントとの殺し合い。
【勝利】
マックスの撃った弾丸は、ヴィンセントを撃ち抜く。
ヴィンセントは、死んだ。
【日常への帰還】
マックスは、平和な日常に戻ることができるであろう。
アニーとも親しくなれたし、今後の進展があるかもという余韻を残してEND。
以上です。
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漫画が完成しない最も危険な原因
アイディアが生まれ、育つ。
そして作品になる。
すばらしいこと。
■アイディアが生まれ育つ
アイディアが生まれ、プロット書き
キャラデも進みネームへ。
しかし、
途中で止まってしまうことが多々ある。
最も大きな原因は、
新しいアイディアだった!
■一番危険なヤツ
「新作の発想(アイディア)」は、危険です。
新作だけに新しくてキラキラ輝いています。
輝き過ぎて形がハッキリしないくせに魅力的。
なんかめっちゃイイ感じに見えます。
現在進行中の作品への
「ひょっとしたら面白くないんじゃね?」
という疑念もあってか、めっちゃ面白いように思えてきます。
そして、
「そうだ。こっちをやろう! 俺が今やるべきは、こっちだ!」
と思い込んでしまいます。
■それだけならまだしも…
それだけならまだしも、新しく得たアイディアを、
いま描いている作品の中に、無理やり盛り込もうとしたり。
「あ、この敵キャラ魅力的だから入れちゃおう!」
「このキャラ、未来から来たことにしよう!」
とかなったり。
そうなると、
ストーリーとか設定とか伏線とかが、ガタガタになります。
最悪です…
■結局またくる新しいアイディア
そうやってぐちゃぐちゃになった作品や、
新しいアイディアをもとに新たにプロット・ネーム等を進めていると、
また同じ現象が起きます。
「あ!また思いついた。こっちの方がいいんじゃね?」
結果、どれだけ時間が経過しても
作品がぜんぜん完成しない、という
作品をぜんぜん描かない漫画家志望者
が出来上がります。
■解決方法
この現象を解決するためには、
アイディアを得たならば、
最速で完成まで突っ走ることです。
とにかく脇を見ずに、一心不乱に突き進むこと。
「寝食を忘れて」 聴きますよね。
食べることも、寝ることも忘れて、がんがんに攻めることです。
「いま追われてる!」
そう感じることで、とにかく1秒でも早く完成させることに専念できます。
とくに、担当編集者さんも締め切りもないアマチュアの方は要注意です。
そういう気持ちでやらないと、
作品は完成しません。
実際に、追われているのですから。
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■Twitter流星光